YUCHIの体外受精ブログVol.11 SAC 第1回目チャレンジ:④【D16】受精確認&【D17】培養結果
採卵翌日の朝。不安にドキドキしながら受精確認の電話です。
気になる受精結果は・・・
培養可能卵子の合計6個中、
成熟卵(MⅡ)2個は受精
未成熟卵4個の内2個は受精、1個は翌日まで受精確認待ちの状態、1個は培養しても未成熟のまま変化がなく培養中止
とのこと。
つまり1個は様子見で、4個受精。
移植できるかどうかは胚分割するかどうかで決まるので、翌日にまた移植可能か9:30~10:00の間に培養室に電話をし、11時に病院に来てくださいと言われました。
6個中1個脱落で、また不安が増します。受精しても加齢によって妊娠の成功率は低くなってくるというネット記事もつい見てしまう・・・。期待するとあとが怖いので、初回だし妊娠まで成功しないほうが普通!気にしない!と自分に言い聞かせます。あー不安・・・。
ということで、また次の日に電話しました。ドキドキドキ・・・。
4個の受精卵は分割が進んでおり、様子見していた1個は受精せず培養中止とのこと。
また1個脱落・・・。やっぱり全てが上手くいくわけじゃないんだなぁ。
病院で11時に採血し、そのホルモン値の結果により最終的に移植するか決定すると言われました。
ちなみに採血ですが、採血の看護師さんは数人いて、私調べではSACには1人採血が下手な人がいます。脈の確認や、こぶし握ってくださいの声かけもなく、急にぷすっと刺してきて痛いのです。なんとこの日は左腕を3回刺して失敗し、改めて右腕から採血するという・・・。私いままで採血で失敗されたことないんだけどなぁ。まぁ謝ることはできる若い子だったので文句も言わず許しましたが(笑)あまり今後も当たりたくはないなぁ。選べないんですが。
採血結果待ちの間に、問診室で培養結果の説明を受けます。
胚分割の仕方でグレードなるものが決まるのですが、4個とも分割が不均一なグレード3という結果でした。微妙な結果でプチショック!
グレードの説明はこのリンクが良くわかるでしょうか。
https://www.ferring.co.jp/infertility/glossary/
グレード1が一番良くて、グレード4以下になると移植はしないとのこと。一応SACではグレード1でも2でも3でも、そこまで妊娠率に変わりはないそうですが、グレードが良いものから移植するそうです。そこまで妊娠率に変わりがないって本当かな、とか少し疑いの気持ちは残りますが、そんなことを言ってもグレードが上がるわけでもないし信じるしかありません。
あとでもらった用紙には、SACの実績が載ってました。妊娠率多少下がるけどに有意差はなしとのこと。グレード3は28.1%ですね。3割切っちゃうのか。妊娠率ってそんなものなんですね・・・↓
その後さらに分割数について説明をされます。
顕微受精をした成熟卵1個が6分割まで進んでおり、ふりかけくん(体外受精した成熟卵です)含めた残り3個は現在5分割なので、6分割のものを移植予定と言われました。もし採血結果が出るまでに分割が進んでグレードが変わった場合は(悪くなることはほぼないが、稀に良くなるらしいです)、移植に使用するものを変える可能性はあるとのこと。
ちなみにあとから後悔したのですが、分割は平均と比べてどうなのか聞いておけばよかったです・・・。そのときはグレードで頭がいっぱいだったのですが、帰宅後ネットで調べたら「3日目で8細胞くらいの成長スピードがベスト」という文章を見てしまって、「あれ、もしや成長スピード遅い?あまり良くないのかな!?」と不安に襲われてしまいました・・・
問診室では最後に、今回移植しない3個は今後も培養を進めて胚盤胞にまでできたら凍結するので、6日後の9:30~10:00の間に培養室にまた確認の電話をくださいと言われます。
胚盤胞のほうが今回移植する初期胚よりも培養できる確率は減るけれども、その分移植した際の成功率が高いそうです。今回の初期胚で成功してくれるのが一番いいけれど、次もある可能性のほうが高いので、胚盤胞までいってほしいな・・・!
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