YUCHIの体外受精ブログ

原因不明不妊で授からないまま結婚から4年が経過。 Shinjuku ART Clinic(新宿アートクリニック、SAC)にお世話になり、体外受精(正確にいうと顕微授精)で3回目の移植により36歳でついに第1子を授かりました。 産休~出産までの間、少しでも誰かの役に立てばと、不妊治療の経緯を思い出してブログを書いてみました!

YUCHIの体外受精ブログVol.10 SAC 第1回目チャレンジ:③【D15】採卵&採精 後編

無事に採卵・採精を終えて、そこから結果説明を受けるまでしばらく待つと問診室に呼ばれました。奥のほうにある問診室に呼ばれるのは初めてです。旦那と2人で入室します。

 

そこでは、培養士さんから今回の採卵と採精結果の説明を受け、そしてどのように受精するかの決定をすることに。

 

気になる採卵結果は・・・

培養可能卵子が合計6個でした!

年齢的にそんなもののようです。チクチク刺してたから採れているとは思っていたけど、とりあえず採卵できてよかった・・・!

卵子の内訳は、成熟卵(MⅡ)2個、未成熟卵(MⅠ)3個、未成熟卵(GV)1個。成熟卵は充分に成熟して受精可能な状態になっているもの、未成熟卵でも少し培養すれば成熟するのがMⅠで、GVは培養時間がかかり成熟できるかの率は低めだが成熟すれば受精率が悪くないものとの説明を聞きました。

 

そして採精結果は・・・他は基準値クリアですが、奇形率が98.1%とやや高め(基準値は96%未満)。ドキっとしましたが、培養士さんがなにかの機械を通して正常な精子が多い状態にしたので大丈夫ですとのことでした。よくわからないけど問題なくなるならならいいのか。

 

以上の結果を踏まえて、体外受精にするか顕微受精にするかの希望を聞かれます。名称は聞いたことあるけど、不勉強で違いがわからない・・・。

聞くと、卵子に多数の精子を振りかけて受精させるのが「体外受精」で、1個の精子を直接卵子に注入するのが「顕微授精」とのこと。体外受精のほうが少しだけ自然に近いってことかな。元気な精子がたどり着いて受精するだろう体外受精と、培養士さんが選別した良好な精子を注入するという感じでしょうか。うろ覚えですが、受精率は顕微授精のほうが高いけど、その後の胚分割は体外受精のほうがよい傾向にあると聞いたような。ちなみに顕微授精を選択すると追加で44,000円かかってしまうのですが、1つやるのも複数やるのも値段は変わらないとのこと。

成熟卵(MⅡ)は体外受精に向いているが未成熟卵は微妙だそうです。ということは、必然的に未成熟卵は全て顕微授精で、成熟卵(MⅡ)2個をどうすればよいか決めると。

よくわからないけど旦那と悩んだ末、以下の通りに決定しました↓

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成熟卵が2個あるので、1個だけ体外受精してみることに。旦那は自分の精子の力を信じ、体外受精するものを「ふりかけくん」と呼び(振りかけるから)一番期待することにしたそうです(笑)

 

さて、どうなるかなー。翌日の朝9:30~10:00の間に培養室に電話をし、受精を確認してくださいとのこと。

 

最後は阿部先生の問診。「悪くない採卵結果です。採れた卵子のバランスも良いので期待しましょう。分割卵までいけたら2日後に移植ですよ。」とのこと!バランスってあるんだ。突っ込んで聞かずバランスの意味はあまりよく分からなかったけど、阿部先生の優しい感じに励まされた気持ちになりました(笑)

フロモックス錠という抗生物質を6錠処方され、採卵は無事終了しました!

 

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