YUCHIの体外受精ブログ

原因不明不妊で授からないまま結婚から4年が経過。 Shinjuku ART Clinic(新宿アートクリニック、SAC)にお世話になり、体外受精(正確にいうと顕微授精)で3回目の移植により36歳でついに第1子を授かりました。 産休~出産までの間、少しでも誰かの役に立てばと、不妊治療の経緯を思い出してブログを書いてみました!

YUCHIの体外受精ブログVol.16 SAC 第2回目チャレンジ:②【D18】移植 後編

12時に病院へ戻ると凍結胚の融解が終わったとのことで、まずは問診室にて今回移植する融解した胚盤胞の説明を聞くことになりました。

「着床しやすくするためにおこなった胚盤胞の周りの透明帯除去というのも無事にできました。」という説明とともに、胚盤胞のグレードの説明を聞きます。胚盤胞もまた初期胚とは異なるグレードがあるそうです。

 

SACではGardner分類を元にして、+大きさ、発生時間、年齢を加味して胚盤胞のグレードを決めています。詳細はこちら↓

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前回と同じリンクですが、Gardner分類はこちらも参考になるので貼っておきます。

https://www.ferring.co.jp/infertility/glossary/

 

さてさて、気になるふりかけくん(今回移植する胚盤胞)のグレードは・・・

なんと!グレードAでした!!!

 

初期胚のときはグレード3と低いグレードだったふりかけくん。初期胚では微妙でも胚盤胞になったら良いということがあるんですね、うれしい驚きだー!

 

ふりかけくんは、Gardner分類ではBA(IMEは細胞が密集しているがやや少なくTEは細胞数が多い)でした。媒精からの時間は117時間、胚の大きさは177μmとのこと。

説明では「グレードAなので妊娠率50%以上あります。」としか言われたかったのですが、あとから表をじっくり見た感じでは、35歳でグレードAなので妊娠率59%以上は期待できるということでしょうか。今回は60.4%のところに該当するのかな?

初期胚が3割に満たなかったことに比べると、妊娠率が各段に向上しています。もともと旦那が期待していたふりかけくん、これは私もちょっと期待しちゃうぞ!!

 

その後はナースセンターに呼ばれ、第1回目と同様の流れで移植です。移植は前よりちょっと痛みを感じたけれど、採卵ほどの痛さはありませんでした。今回もモニターの様子をじっと眺めていたらあっという間で全然平気なレベル。

 

移植後、第1回目のルティナス膣錠ではなく、ウトロゲスタン膣用カプセルと内服薬のジュリナが処方されました。なんでお薬変わったのかは聞き忘れてしまった、なぜ違うんだろう・・・。ウトロゲスタン膣用カプセルは黄体ホルモンの補充で妊娠を継続しやすくする薬、ジュリナは卵胞ホルモンの補充で着床を促すために使用する薬のようです。どちらも7日の間、1日3回、7時と15時と23時に使用。

15時は仕事中だから特に気を付けて忘れないようにしなくてはー!またアラームセットはするけれど、職場で鳴ってしまうのも困るのでどうするか悩みどころです・・・。

ウトロゲスタン膣用カプセルの説明書はこちら↓

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こちらもルティナス膣錠と同様に白い成分がでてくることがあるので、生理用ナプキンやおりものシートをつけたほうが良いです。しかしルティナス膣錠と違うのは、直接人差し指を使って挿入すること。慣れてしまえばなんてことはないけれど、慣れるまではまたちょっと難しかったです。

そして案の定15時は、周りが気になってアラームを前もって切って仕事に集中し、入れ忘れに気づいてあとで慌てて使用する羽目になることが多く、時間が少しバラついてしまいました・・・多分大丈夫な範囲内だったと思いたい(汗)